卒後教育プログラム

精神科専門医研修プログラム
東京慈恵会医科大学附属病院連携施設 専攻医募集要項

東京慈恵会医科大学附属病院は、やる気ある皆さんの応募を待っています。
一緒に勉強していきましょう!

  • プログラム概要:

    東京慈恵会医科大学 精神医学講座は明治36年(1903年)に精神病学教室として開講し、すでに110年以上の歴史をきざんできました。初代教授の森田正馬は、神経衰弱の領域でわが国独特の精神療法として森田療法を考案し、二代目の高良武久がそれを広く世に普及させました。その後、当講座は精神療法のみならず生物学的治療法においても多くの研究者および臨床家を輩出し、日本の精神医療に貢献してきました。
    基幹病院となる東京慈恵会医科大学附属病院の精神神経科は、東京23区内の大学病院の精神神経科としては数少ない開放および閉鎖病床のある入院病棟(49床)を有しており、隔離室3床を確保しています。入院病棟は、救急症例、身体合併症症例、難治例などに対応する一方で、統合失調症やうつ病などの社会技能訓練(Social Skill Training;SST)、心理教育、家族教室をはじめとした様々なリハビリテーションプログラムも備えています。外来患者数は月平均4,000名程度です。

  • 専門研修施設群

    • 基幹施設名: 東京慈恵会医科大学附属病院 (東京都)
    • 連携施設名:以下の19施設です。

      東京慈恵会医科大学附属葛飾医療センター
      東京慈恵会医科大学附属第三病院
      東京慈恵会医科大学附属柏病院

      (以下50音順)
      青木病院
      大多喜病院
      高田西城病院
      清川延寿病院
      湘南病院
      総武病院
      成田病院 
      成増厚生病院
      根岸病院
      西熊谷病院
      平川病院
      北辰病院
      豊後荘病院
      町田市民病院
      八千代病院
      横手興生病院

  • プログラム内容
    1年目)専攻医は基幹病院である東京慈恵会医科大学附属病院(本院:東京都港区西新橋)で入院患者の主治医となり、指導医の指導および看護師、心理士、精神保健福祉士らとチームを組み、急性期から社会復帰訓練まで見据えた治療を行います。
    2年目)東京慈恵会医科大学附属病院(本院)、葛飾医療センター、第三病院、柏病院、町田市民病院のいずれかで、指導医の指導を受けながら、外来診療を行い、統合失調症、気分障害、神経症性障害、精神作用物質障害、パーソナリティー障害、睡眠障害、てんかん、児童・思春期精神障害、老年期精神障害などの診断・治療を経験します。
    3年目)連携病院である地域の中核病院(大多喜病院、高田西城病院、清川延寿病院、湘南病院、総武病院、成田病院、成増厚生病院、根岸病院、西熊谷病院、平川病院、北辰病院、豊後荘病院、町田市民病院、八千代病院、横手興生病院)で、指導医から指導を受けつつ自立して統合失調症や感情障害をはじめ、児童・思春期精神障害、物質関連障害、およびパーソナリティー障害の診療に従事します。

    東京慈恵会医科大学附属病院連携施設精神科専門医研修プログラム(PDF)
    東京慈恵会医科大学 精神医学講座の詳細はこちら → https://jikei-psy.com/entering/entry/

    なお、医師(専攻医)は当専門研修プログラムへの採用後、研修施設群のいずれかの施設と雇用契約を結ぶこととなります。
  • 研修年限:3年(本人が希望する場合は延長も可能です)
  • 募集人数:10名程度
  • 応募資格:令和5年3月末で初期臨床研修修了見込、または医師免許取得後2年間の初期臨床研修を修了した者
  • 選考方法:当プログラムでは原則として面接で選考を行います。なお、同時に東京慈恵会医科大学附属病院専門履修コース(レジデント)への応募をおこない、合格することが必要です。

東京慈恵会医科大学附属病院専門履修コース(レジデント)への募集要項はこちら → https://resident.jikei.ac.jp/

  • 施設見学:当プログラムでは、見学を随時受け入れております。
  • 応募先・問い合わせ先:医局長 石井洵平 jikeipsychiatry@gmail.com
    問い合わせフォームはこちら → https://jikei-psy.com/contact/

なお、本専門研修プログラムは、日本精神神経学会による一次審査を通過したものであり、今後日本専門医機構による二次審査を踏まえて修正・変更があることを予めご承知おきください。